第1回 経営指針書発表会 in 岡山
2025年11月20日、岡山市のピュアリティまきびにて、記念すべき第1回 MCA経営指針書発表会 全国大会が開催されました。
日本全国から介護事業者、経営者、施設長が集い、「世界に誇れるKAIGOを創る」という理念のもと、新たな介護経営のステージが幕を開けました。
日本全国から介護事業者、経営者、施設長が集い、「世界に誇れるKAIGOを創る」という理念のもと、新たな介護経営のステージが幕を開けました。
株式会社リングス
代表取締役 橋本涼
株式会社Zuttie
代表取締役 宮本憲治
一般社団法人eight
代表理事 藤本貴久
介護業界の課題
1. 人材に関する課題
人材不足 高齢化で需要が増える一方、担い手が不足。特に若年層・男性人材の参入が少ない。
離職率の高さ 身体的・精神的負担の大きさや、労働条件への不満から離職が多い。
処遇改善の遅れ 給与水準が全産業平均より低く、長期的な人材確保に結びつきにくい。
スキルの偏り 認知症ケアや医療的ケアなど専門性が必要な場面に十分対応できる人材が限られている。
2. 経営に関する課題
収益構造の脆弱さ 介護報酬に依存するため、制度改定に左右されやすく、安定した黒字化が難しい。
小規模事業者の経営困難 規模の経済が働かず、人件費比率の高さから赤字に陥るケースが多い。
事業承継問題 経営者の高齢化と後継者不足が深刻化。
経営ノウハウの不足 財務管理・組織運営・人材育成を体系的に学ぶ機会が乏しく、感覚的経営に陥りやすい。
3. サービス提供に関する課題
利用者ニーズの多様化 在宅介護希望者の増加、認知症ケアの高度化、医療的ケアニーズの拡大に十分対応できていない。
地域格差 都市部と地方で介護サービスの量や質に大きな差がある。
サービスの質の均一化の難しさ 事業者ごとにサービス水準や職員スキルが異なり、利用者満足度に差が生じる。
4. 制度・社会環境に関する課題
財政負担の増大 介護保険財政の逼迫により、報酬改定で抑制的な方向が強まっている。
制度の複雑さ 各種加算や要件が複雑で、現場にとって手続き負担が大きい。
介護離職問題 家族介護のために働き盛り世代が離職するケースが多く、社会的損失につながっている。
5. 社会的評価・業界イメージに関する課題
介護職の社会的地位の低さ 「きつい・給料が低い」といったイメージが強く、志望者を減らしている。
業界の魅力発信不足 やりがい・専門性の高さが社会に十分伝わっていない。
MCA設立の目的
介護業界はこれからますます必要とされる分野ですが、現実には深刻な課題を抱えています。人材が定着せず離職率が高いこと、経営が属人的でどんぶり勘定にとどまってしまうこと──。現場のスタッフが懸命にサービスを届けているにもかかわらず、経営基盤が脆弱なために事業が安定せず、将来に不安を抱える事業者も少なくありません。
実際に「経営のことは後回しになってしまう」「人材を育てたいけれど仕組みがつくれない」と感じている方は多いのではないでしょうか。経営者やリーダーが孤立し、一人で悩みを抱えてしまう──それが介護業界の現場に広がる共通の現実です。
こうした課題を乗り越えるために、株式会社松とサンク・ラスタ株式会社は、岡山発・介護業界初の経営連携団体 MCA を立ち上げました。MCAは、同じ想いを持つ仲間とつながりながら、
1.健全な経営を学ぶこと
2.離職を防ぎ、人材を育てること
に徹底して取り組む場です。
仲間と共に学び合うことで、経営の土台を固め、現場で働く人たちが安心して力を発揮できる環境を整える。MCAはそのための実践的な学びと支え合いのプラットフォームです。
あなたが抱えている不安を共有し、共に解決への道を探ることで、介護業界で安心して挑戦を続けられる未来を、一緒に築いていきましょう。
MCA設立のプレスリリース記事
MCAの紹介と実績
株式会社松の紹介
職員第一主義で、できる人を育て、どこに転職したとしても通用できる人にする。また企業努力によりここで働きたいと思うような会社にし続ける。常にWIN－WINな姿勢で会社は職員の為に考え、お互いに挑戦、成長し続ける会社でありたい。
サンク・ラスタ株式会社の紹介
岡山で総合エンタメ型の教育・研修の環境をクリエイトする。サンク・ラスタ株式会社は楽しみながら成果を創り出す、教育研修会社です。
メンバーの成長
MCAで経営者に成長したメンバーの声
「MCAで学んだ経営指針書のおかげで、スタッフが自主的に動くようになり、離職率が大幅に改善しました。」
あなたの想いを
経営に変える第一歩を
今ここから。
MCAと共に、介護業界で安心して挑戦を続けられる未来を築いていきましょう。
